フライフィッシングの聖地「中禅寺湖」でレイクトラウトに挑戦

昨年は80㎝の野生のイトウを2本釣り、今年はいよいよ90㎝オーバーを狙おうということで、今年から10年かけてレイクトラウトを狙います。

レイクトラウトはフライフィッシングの聖地である中禅寺湖にのみ生息するイワナ系の魚です。冷水を好むトラウトで40年近く生きる長寿のマスでもあるそうです。

大きいものは1mを超え、その引きのすごさでファンも多いそうです。

ホンマスやヒメマスを狙っていて釣れることもあるそうですが、私な狙って釣りたいと思って、トローリングに絞ることにしました。

とはいっても、私はフライマン。フライマンゆえに、フライのトローリングであるハーリングでも釣りたいと思っています。

これから何年も工夫して90㎝オーバーのレイクトラウトを狙っていきます。乞うご期待。

ちなみに、中禅寺湖でのレイクトラウト狙いのトローリングについては以下のサイトがとても詳しいので興味がある方は以下をご覧ください。
http://www9.wind.ne.jp/kawasemi/trolling/laketra.htm
※このページは貴重なのでなくならないといいなぁ。必要な方はローカルに保存するとよいです。

さて、初挑戦の今回はいろいろ失敗しました。

今回のタックルは、以下です。

Rod:tailwalk stillbreaker 10’10 Sixfour-OR 17096
Reel:abu ambassadeur Big Game 9000
ライン:LeadCore 18lb (自分へのメモ。オカジンのボートの場合、このラインでは10ヤードで2m沈む感じ)
リーダー:20lb 4m 昨年イトウをつたっ時と同じ仕掛けにしていましました。そこが今回の間違い。6lbから10lbを使う人が多いらしいです。次回は8lbを中心に考えたいと思います。しかも10mから20mくらいとるそうです。レイクトラウトってもしかしたら目がいいのかもしれません。そのあたりがさらに違います。

釣行日は2017年4月28日 朝4時過ぎにレーク岡甚さんを出船 気温マイナス1度。水温4度。天気快晴。日の出4時30分。

 

 

超寒い!!中禅寺湖をバカにしてましたww レイクトラウトの好きな水温は7度くらいとのことで、かなり動きが鈍い状況だったのではないかと思います。でも景色は綺麗だ。

魚探はHONDEXの安い奴。水深くらいしかわからない感じ。いつか精度が高いのを買いたい。

とにかくずる引きが良いとのことで、良くわからないままに、フローティングミノーの9㎝から10㎝くらいのを20本ほど買って望む。現地でリップを折って潜らないようにしたが、正直、どのように動いているかわからない。ずる引きのトローリングでは、リップがないフローティングミノーが良いとのことでしたが、ネットで調べると手作りの1本1万円から2万円のものが中心でとても手が出ません。ずる引きで、じゃんじゃんなくすわけにもいかない金額です。ただ、良く調べてみるとティムコのトローリングペッパーというよさげなものが市販されているので、次回までに用意してチャレンジしてみることに。

こちらはハーリング用の仕掛け。スイッチロッドに、とにかくシンクレートの重いタイプ6のラインで沈めていますが、あまり沈んでいないような気がします。フライマンとしてはハーリングに拘りたいので、次回も持参するつもりでいます。ただ、これでは釣りになりそうにないので、次回はこのフライリールにレッドコアをまこうと思っています。かなり大きめのリールなので、100ヤードほど巻ける気がします。何事もチャレンジ。 一方でレッドコアをまいても、フックの部分が浮かないと根掛りばかりになりそうです。そこで考えたのが、レッドコアの先にリードを7mほどつけて、その先にノンフックのフローティングミノーを付けて、そこからさらに1mのリードを付けてそこにフライミノーをつける作戦を考えています。次回はそれでハーリングに挑戦します。

さて、今回流したのは、フランス大使館前とオカジン前でした。

11時半まで流してあたりは1回だけ、竿がガッガッと引き込まれ、合わせる間もなくフックアウトしました。あたりがあったのは、固めのスイッチロッドが付いていたフライ竿のほうでした。竿が固くてはじかれてしまった感じです。あとは木の枝を釣ったことが何回かww

むーん、修行が足りません。

次回はルアーを変えて、リードを適正なものには変えて、再チャレンジ予定。

ちなみにいろいろ調べてみると、中禅寺湖では表面水温が4度になると、ターンオーバーという現象が起こるらしいです。

水温が4度というのが一番重さが重いそうで、水温が4度になると一斉に表面の重くなった水が一気に底に降りていき、湖の中がかき混ぜられるそうです。そうなると、湖水が酸欠状態になり、レイクトラウトを含む生体は浅瀬のほうに避難するそうです。この時期は極めてレイクトラウトを釣りにくいそうです。その時期は5月の中旬から6月の中旬に起こるそうです。初心者の私はこの時期を避けたいですね。

ちなみにですが、今回、非常に寒い時期にチャレンジしました。トローリングされる方もあまりいなく、初心者としては釣りやすい状況だったかもしれません。まずある程度操船になれていないといけなく、これが最盛期で沢山船が出ているときだと、相当迷惑をかけてしまったような気がしています。実際には9時30分から観光船が遊覧するので、トローリングは割と気を使います。なれるまで通ったほうが良いと思いました。

大物イトウを初心者が釣る方法

まずは先日の釣行で3日間で合計4匹のイトウを釣りました。

うち2本は80㎝でした。

その写真は以下です。

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このクラスのイトウの引きはすさまじく、フライロッドを立てても竿先が水面につくくらいの引きでそれが10分以上も続きます。

引きは独特で、地を這うような走り方をします。

あたりはほぼ向こう合わせで、強い当たりがあります。

こんな魚と出会えた幸運。素晴らしい思い出となりました。

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イトウ釣りは今回で3回目になりました。

1回目は自分でやり、アメマスの釣果に恵まれ、2回目はガイドを依頼し、アメマスに恵まれ、結局イトウは釣れず、3回目の挑戦になりました。

これでだめだったらもうイトウは狙わないという覚悟で依頼したのが北海道釣りガイド「KAMUY」さんでした。

※北海道釣りガイド「KAMUY」
http://www.kamuy-web.com/

ここで釣った方法や釣った場所は「KAMUY」さんのノウハウなので、ここでは一切書きません。

初心者の私が大物イトウを釣れたのは「KAMUY」さんのお蔭です。凄腕のナイスガイなガイドさんでした。

ありがとうございました。

このページの「初心者が大物イトウを釣る方法」としては「有能なガイドに依頼する」という結論になりました。

イトウは土地勘がないと難しいです。そして、天候に依存する釣りなので、3日くらい釣るつもりで行ったほうが釣れ易いと思います。

やっぱりガイドはすごい!

忠類川サケ釣り初心者攻略方法

「忠類川サケ釣り初心者攻略方法」のページを公開しました。

興味がある方はご覧ください。
http://www.fly-fishing-japan.com/index.php/%e5%bf%a0%e9%a1%9e%e5%b7%9d%e3%82%b5%e3%82%b1%e9%87%a3%e3%82%8a%e5%88%9d%e5%bf%83%e8%80%85%e6%94%bb%e7%95%a5%e6%96%b9%e6%b3%95/

 

http://www.fly-fishing-japan.com/index.php/%e5%bf%a0%e9%a1%9e%e5%b7%9d%e3%82%b5%e3%82%b1%e9%87%a3%e3%82%8a%e5%88%9d%e5%bf%83%e8%80%85%e6%94%bb%e7%95%a5%e6%96%b9%e6%b3%95/

最近は中禅寺湖でメーター超えのレイクトラウトを追いかけてます。