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奥日光で60㎝のニジマスを釣る ~今年三回目のフライフィッシング~

10460708_1002741666402562_7978272617171154742_n-thumb-autox266-6030奥日光は大尻沼の特別解禁に行ってきました。仕事がめちゃめちゃ溜まっているので、釣れたら帰ろうかという感じでの釣行です。とはいっても、今年は過去最悪の2回連続坊主という10年ぶりくらいの不振だったので、なんとしても釣りたい一心でした。

しかも、今日は念願のフライリール Hardy Ultralite 4000 DD Blackのデビュー戦でもあります。

なーんだ Hardy Ultralite 4000 DD Black じゃん!

って思う方は通ですね。 Hardyはフライリールの名門でクラシックのHardyこそがHardy!という方もいるので、新しい Hardy Ultralite 4000 DD Blackは悪くないけど、念願ていうほど?といったそんな感じでしょうか。

クラッシックリールもいいのですけど、個人的には新しいデザインのほうが好きですし、凄腕ではないので、機能的に良いのがいいのです。

41vvcilucl-thumb-200xauto-6032で、うちのHardy君はこれです。かわいい!そして、ラージアーバな感じもいい! リールを巻く音もいい!持っててうれしい!そんなリール君です。

ということで、朝4時30分に家を出て、車で奥日光へ! 空は良い天気で、温度は高く、28℃くらいでしょうか。 もう夏の感じです。 前日雨が降ったので、濁りが気になっていたのですが、水もきれいで、フライをやりやすい感じです。 ニジマスの活性も高く、 あちこちでライズが上がってました。

大尻沼は個人的な経験則だと、いろいろな色のフライを試しているうちに、当たりがくる感じです。

最初は大好きな赤で!

ところが魚は無視。 水かきれいなので、無視しているのも見えるんですよね。

次は黒で!

チェイス!チェイス! 追いかけてくるのですが、フライを止めて食わせようとすると逃げるんですよね。早くリトリーブしても逃げるんですよね。食わないんです!

むぅーとばかりに、ヤマメの卵は黄色出しとばかりに、マラブーから黄色のエッグに!

一発ヒット!

11391437_1002726979737364_6017509599973467512_n-thumb-autox400-603460㎝!いつもながら、魚が暴れてかわいそうなので、ちゃちゃっと撮影して、リリース。いつもきれいに撮れないですw だってかわいそうですよねー。おかにあげちゃうからいけないんですけど、、ごめんなさい。

イエローのエッグでほぼ入れ食い状態に。

その後、50㎝オーバー3匹に40㎝位の1匹を釣り、納竿。

1時に切り上げ、いつもの温泉に入って、仕事場へ!

17時にアークヒルズに着き、ご飯を食べて仕事開始!

仕事かたずけます!!

こんな慌ただしい土曜日でしたが、いい気分転換ができました。 大物が釣れれば短時間でもリフレッシュできます。釣れなくても楽しいので、釣れなくてもリフレッシュww まぁそんなもんです。

紅葉の中、独り釣り糸を垂れる

ちょっと前に本州のとある湖で、紅葉の中、ボートを浮かべ一人フライロッドをふっていました。

ここは非常にマイナーな湖で、そもそも一日の釣り人が制限されており、年間の釣行可能日も制限されています。
そんな湖なので、釣り人も少なく、本当に自然を満喫できる数少ない場所です。

その日は朝から快晴で、とても気持ちが良い日でした。

本当に誰もいない山奥の中だと、いろいろな音が聞こえます。

風の音、船が揺れて軽く水面をたたく音、岸を踏みしめる動物の足音。

そんな自然の音に包まれながら、自然に溶け込みながら、独り竿を振る世界は、まるで東山魁夷の「緑響く」の世界に入り込んでしまったような感じがします。

フライフィッシングは繊細な釣り。

微妙な力のバランスでループを作りその力で、びっくりするほど静かに、そして遠くまでフライ(毛ばり)を飛ばすことができる釣りです。

そんな繊細な釣りがこの世界には非常に似合う。

静かに、そして自然に溶け込んでの釣りは、何とも格別な世界です。

その日はおそらくは今年最初で最後の実戦の釣りになると思われたため、なんとか1匹は釣り上げたく、気合いを入れて臨む。

ライズはあるので、魚がいるのは間違いなく、いろいろ予測をしながらフライを換え、何度も攻めるが一向に当たりなし。

サワサワと風になびく葉音に包まれながら、シューシューと竿を振り続ける。

が、当たりなし。

煙草に火をつけながら、「何がダメなんだろう?」といろいろ考えるが、ほぼ万策尽きかけた感じだ。ふと、フライボックスを見ると、管釣り用のエッグが・・。

「これでダメなら今日はもう駄目かも。」なんて思いながら、エッグでの第一投。

反応は非常に速かったです。

すぐに当りがあり、その日の1匹目は45cmのレインボー。

その後も40cm前後のレインボーを中心に7匹を釣り上げる。

パターンが見つかると、立て続けに釣れるから面白い。

この湖はブラウンが結構多く、折角来たのだからブラウン狙いに変更。

ポイントも変更し、一本だけ持ってきたルアーロッドに変更し、いろいろ遊んで見た。

結果はブランは0匹。

最後に、今日は10匹は釣りたかったので、再度ポイントを変え、フライロッドに持ち直して、エッグで攻める。

結局この日は12匹のレインボーで終始するが、40cm前後の型揃いで非常に満足がいく結果に終わった。

フライを知っている人からは、エッグなんて邪道だ!と言われそうですが、、はい。その通りです。

でも、紅葉は本当に綺麗だったなぁ。

来年はちゃんとフライで釣れるように頑張ります!!

それでは、今日はこの辺で。