朱鞠内湖は本当に美しい。いるだけで楽しい場所。
タスマニアンデビルの岸際トローリングでイトウが釣れました。めでたしめでたし。
思えばイトウを狙い始めて7年ほどになる。
少年時代に釣りキチ三平の漫画を読んでイトウにあこがれて、いつかは釣りたいと思っていた魚。
最初の2年間は全く釣れず、やはり幻の怪魚、イトウは釣れないなぁと思っていたところに某ガイドの方をネットで見つけ、その時の釣行で80㎝のイトウを二匹釣らせてもらった。
初めての場所ではガイドの方に依頼すると釣れる確率がとても上がる。その後、そのガイドの方と、毎年1回以上は北海道でイトウを狙い、いつかは90㎝、1メートル越えのトラウトを釣りたいと思って、通っていた。
今回、83㎝のイトウを釣らせてもらった。
道北にはこれを超えるイトウは当然いる。メーター超えもまれに上がっている。
ただ、私が釣るためには、技量を上げて少ないチャンスを得られる様にする必要がある。そして、その少ないチャンスを得られる様に通う必要がある。
そういう意味では、この魚は「もう十分でしょう。確実に90㎝超え、メーター越をトラウトで狙うなら、この場所ではないよ」というお告げだったような気がする。
たかが釣りなので、大物を狙い続けるのもどうかと思うが、たかが遊びなので、そういう釣りもいいんじゃないかと思う。
私の最高記録は中禅寺湖のレイクトラウト86㎝。
そう、私の技量で一番90㎝超え、メーター越えを一番狙える場所は中禅寺湖なのだ。近くに別荘も買ったので通える。まだまだ下手だけど、狙える技量というか方法を自分なりの釣り方で確立している。
そして、仕事はさらに忙しくなってきていて、私の仕事の中には社会的な基盤の一つになろうとしているサービスもあり、責任もある。これからはますます釣りには時間をかけられない。
イトウ釣りは今回で一区切りとして、趣味のトラウトと大物釣りは中禅寺湖で実現しよう。
そもそもその為に、船舶免許を取って、別荘まで買ったんだよ。
初志貫徹というか、最初の計画に戻そう。
イトウ釣りはすごく楽しかったし、いい気分転換になったよ。
ガイドの方、今までありがとう。
ありがとう、北海道。