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かなりの確率で子供が多摩川中流で大物野鯉を釣る方法

釣りというのは大人でも子供でも、ベテランでも素人でも、魚がいる場所で魚が餌だと思える方法で釣れば、だれでも釣れます。

子供が魚を釣って喜ぶ姿を見ると親もうれしく、子供のいい思い出になるものです。我が家の子供たちは大学生と高校生になりましたが、小さい頃の思い出として釣りの話が良く出ます。以下の文章は5年以上前の時点での我が家の必勝法です。子供に大物を釣らせたい方は、参考にしてもよいかもしれません。

以下の方法をきっちりやって頂けると、かなりの高い確率で大物に出会えると思います。ちなみに息子は二日間で75cmと45cmの鯉と40cmのヘラブナを釣っています。

<場所>
多摩川の小田急線鉄橋付近で適当な場所(一部禁漁区指定がありますので注意して下さい。禁漁区には「禁漁区」と大きく書いてあります)で流れが緩やかな場所で釣ります。鉄橋から下流、2-300m近くに堰があり、流れが緩やかになっています。世田谷側でも川崎側でも結構です。

<用意する物>
・10号から15号くらいの重りに適した投げ竿(リールがつけられる竿で3m弱であれば大丈夫です)
・リール(リールの本体に2000以上の番号が書いてあるもの。この番号は強度とパワーを表します)
・リールに巻くライン 5号くらい(100mもまいてあれば十分です)
・吸い込み用の仕掛け(8号の針)
・オモリ10-15号(おもりのつけ方は普通です。つけ方はお店の人に聞いた方が良いでしょう)
・タモ網(釣れた魚を丘に引き上げるため)
・ペンチ(釣り針をはずすため)
・吸い込み用の練り餌(集魚効果がはいているものであればなおよしです)
・練り餌を練るためのボール(100円均一ので十分)
・使い捨てビニール袋(練り餌を練るときに手が汚れないように。細かい作業をするので透明な薄い奴がいいです。)
・食パン2切れ
・ハサミ
・竿立て(竿を置いておくためのY字の竿立て 500円くらいの安いので十分)
・竿につける鈴(あたりがあった時にちりんちりんとなるやつ)
・ビニールシートと子供が時間をつぶせる何か
・お弁当とお菓子
・スーパーのレジ袋 何枚か

<注意事項>
・車の駐車場はあまりないです。
・近くに釣具屋さんはないです。事前に全部そろえておきましょう。
・ゴミは持ち帰ってください。近辺のゴミ拾いをするもの子ども教育にはいいです。
・行くのなら午前中か、午後15-17時が狙い目ですが、一日中、魚はあたります。
・多摩川全域は遊漁券が必要です。事前に購入すると安く済みます。

<釣り場についたら行うこと>
・隣の人に挨拶しましょう(いろいろ助けてくれますし、教えてくれると思いますし、そもそも礼儀です)

・まずは、練り餌を水になじませます。(ボールに練り餌と水(川の水がベスト)を入れておくだけ、いじらない。分量は練りえさの袋に書いています。)

・パンの耳をカットし、食パンの白い部分を2cm角に切って、丸く丸める。(ちぎったりせずに、そのまま押しつぶして丸くする) この作業は釣り場でして下さい。前日に行うとパンが固くなり、食いが悪くなります。丸くしたパンをレジ袋に入れて包み水分が抜けないようにします)

・続いて、竿立てを立ておきます。釣竿とリールをセットし、普通の吸い込み用の仕掛けを作ります。(わからない人はお店の人に聞いて下さい。ラインの結び方が弱いと、ラインが切れて鯉を逃がします)吸い込み用の仕掛けができたら、吸い込み針の全ての針に丸くつぶした食パンをつけて針先を少し出しておきます。

・先ほど水になじませた練り餌をビニール手袋をした手で練ります。多少粘り気が出るくらいでいいです。その後、その練り餌を7~8cmくらいの団子にして、強く握り練り込みます。練った団子の中に、吸い込み仕掛けの針金のらせんを埋め込み、団子を作ります。団子の外側に吸いこみ針分の穴を指で開け、そこにパンがついた吸い込み針を埋め込み、更に団子を握って丸くします。このときひびが入らないように綺麗に団子を作ります。(ここは慎重に作ってください。ひびがあると、投げた時に空中で飛び散ります)これで仕掛けは完成です。

・次に吸い込み仕掛けを川に投げ入れます。(投げ方を知らない人は予めお店の人に聞いておいて、周りの人の投げ方をまねて投げ入れてくださ) 大凡、岸から20-30m位のところに投げ入れてください。複数本竿がある場合は、20m、30m、40mと10m間隔で入れておくとよいでしょう。鯉は回遊魚で毎日決まった道(魚道)を通ります。その魚道にあたるとたくさん釣れます。一度釣れたらそのあたりを徹底的に釣りましょう。また、鈴をつけたまま投げると、鈴が飛んでいくので、投げるときは鈴をはずしましょう。

・投げ入れたら、竿先に鈴をつけ、竿立てに竿を立て、ラインを巻きとり、ラインがある程度張ってるくらいにしておきます。これで完成です。一度、仕掛けを投げ入れたら、その場所から仕掛けを動かさないでください。練り餌と仕掛けの場所がづれると効果半減です。後は魚が当たるまで2時間おきにこの繰り返しをします。鯉は長丁場の釣りですので、とにかくほおっておいて下さい。あと、大物がかかると、竿を持って行かれますので、リールのドラグをゆるめておいてください。

・魚のあたりは、強烈です。ちりんちりんと竿先がなっている時は、鯉がえさを食べていますが、針には掛かっていません。そこで合わせても(魚を針にかけるために、竿を上にあげる動作)魚はかからないことが多いです。竿先がグングングーンと20-30cm曲がるくらいまで待ちます。当たったら、竿を持ち上げ、リールでラインを巻いて下さい。無理に巻くとラインが切れる場合がありますので、魚が疲れるまで、ゆっくり巻いて下さい。魚が近くに寄ってきたら、タモ網ですくって丘にあげてください。

・魚が釣れたあとは、ペンチで針をはずします。手にささるといたいですし、外しにくいのでペンチで針をとって下さい。釣った魚を素手で触るのはやめましょう。魚の体温は水温に近いです。人間の手は40度近い高温ですので、人間にしてみれば60度近い高温でつつまれるのと同じで、やけどをします。その火傷の傷からばい菌が入り死んでしまうこともあります。魚を触らせたいときは水で手を冷やしてからにしましょう。

・思い出に釣れた魚と一緒に写真を撮りましょうw ちなみに我が家の釣りの模様は以下をご覧ください。
http://blogs.itmedia.co.jp/yoshimasa/2011/04/75cm-in-63ba.html

結局、GW中に2回も行くことになり、2日目も大物を釣り上げました。

この釣りのコツは仕掛けをちゃんと作って投げ入れたら、とにかく待つことです。パンは予想以上に餌持ちが良く、2時間川に入れてても餌は残っています。待っている間、キャッチボールをしたり、ゆっくり息子と話すのも良いです。毎日、釣り場に通っているおじいちゃんたちと話をするのも教育上よいと思います。朝から夕方まで1日やっていれば、かなりの確率で1匹は釣れると思います。

あたりは、BBQをやっている人も多いので、家族でBBQを楽しみながら釣りをするものありです。また、遠投をしなくてもよいので、女性でも楽しめます。上記の釣り道具はフルセットで1万円程度でそろえられると思います。

野鯉は釣堀の鯉とはパワーが違います。大物野鯉がかかると、子供の力ではリールを巻けません。手伝ってあげるとよいと思います。それくらい引きが強いので、子供の良い思い出になると思います。(大人にとっても十分面白いです)75cmの鯉が釣れた時は、最初地面にかかった(根掛かり)かと思ったくらいで、強く引くと、一気に走り、とにかく凄かったです。

それではよい釣りをお楽しみください。

子供にも大物を:豊洲のシーバス

さて、今回はフライではなく、ワーム釣りで子供でも簡単に大きなシーバス釣れる方法をお教えします。

シーバス(スズキ)はこんな魚です。

夏休みの思い出にいかがでしょうか? 是非参考にしてください。

場所は豊洲ららぽーとの前です。ららぽーとの前に船着き場がありますよね。そこを左に進み、釣り可能な場所まで行きます。釣り可能な場所は左側の突き当りから先になります。(L字のところに看板が出てますので確認ください)豊洲ララポートの前のところは歩きやすいですし、ららぽーとにはトイレもありますので、子供連れにはぴったりです。

まず釣る日程から決めましょう。釣りをする日程は「大潮カレンダー」を検索し、大潮の日を選ぶと釣れやすいです。そうでなくても釣れますが、大潮の時が一番釣れます。

時間は夜がいいです。人も少ないですし、シーバスの活性が上がります。

釣り道具は、どこでも売っている海釣り用のリール竿セットで十分です。(釣具屋さんで売っている千円とか2千円ので十分です)糸はナイロン3-4号くらいがいいです。その先にオーナー(OWNER) メバル弾丸夜光 JH-83 1.0g #8を 結んでください。そして、その針にマルキューパワーイソメ極太(ピンク)をつけて、針先から3㎝くらい垂らしたところで切断して出来上がりです。パワーイソメはゴムでできているので、触っても気持ち悪くないです。エサはパワーイソメでも釣れますが、一番釣れるのは、生きたイソメ、青イソメ、ゴカイなどです。エサの付け方は同じです。触れる人はそっちの方がいいです。ちなみに水面から波止場まで距離があるので、3mくらい伸びる長めのたも網がないと釣りあげることができません。たも網の準備も忘れなく。

釣り方はあとは、波止場のへり際(本当に水際ぎりぎりから50㎝くらい以内の場所:足元に落とす感じです)に、そのパワーイソメを落としていき、底についたら、リールを1回巻き止めます。その後、たまに竿先をちょんちょんと揺らして、また止めて、当たりがなければ、リールを二巻きくらいしてしばらくしてアタリがなければ、2mくらい横に移動して同じことを繰り返すだけです。

魚がいれば、パワーイソメを加えて走るので、すぐにわかります。あとはリールを巻いて手元に寄せてください。

シーバスはかなり引きますので、十分楽しめます。

さて、釣った後、食べたいという方もいると思います。東京湾もだいぶ綺麗になり、食べられるようになりましたが、海の底にいるシーバスは食べても美味しくないといわれています。今回の釣り方はそこのイソメを食べるシーバスを釣る方法なので、食べても美味しくはないと思いますよ。(水面の上のほうを泳ぐ魚を食べるシーバスはおいしいかもしれません)

さて、このシリーズは今後私も改良していきますので、続報を期待してください。

また、お金に余裕がある方は船とガイドさんをチャーターして釣りに行くのもありです。ルアーを投げれる子供の場合は、こっちのほうが楽しいかもしれません。すごいのが釣れます。興味がある方はこちらをご覧ください。

それではまた~(o^-‘)b

一碧湖で1mオーバーの鯉を追う。その二:ついに大物きました!!

本命のフライフィッシングでは昨年81㎝のサケを釣り、現在目標が90㎝オーバーになっています。一方でやんわり鯉釣りで1mオーバーを狙っています。前回は一碧湖で1メーターオーバーの鯉を狙ってました。

今回こそはと鯉を狙って釣りに行きました。一碧湖はメーターオーバーが釣れるといわれている湖です。もちろん他にも。メーターオーバーが釣れやすい湖はたくさんあるのですが、他のメジャーな湖はどうにも殺気立っている釣り師が多く、どうにもスマートじゃないんですよね。そういうわけで、今回も一碧湖で釣りをすることに。

一碧湖はとてもきれいな湖で、トイレも綺麗で、駐車場もばっちり。とても釣りやすい環境です。多くの釣り師はブラックバスを求めて釣りに来ますが、私だけメーターオーバーの鯉狙い。

天気は快晴ですが、風が強くあたりを取りにくい状況です。

仕掛けは、10号のオモリに鯉針の伊勢尼12号2本に、食パンをちぎって丸めたものを針先を出すようにつけるシンプルなものです。

これを20mくらい投げて、そのまま放置し、竿先に鈴をつけておくだけの簡単な仕掛けです。簡単ですが、この仕掛けはどこの池でも対外釣れます。

しばらくすると、ケタタマシクなる鈴の音!

竿立てをなぎ倒す勢いで、竿が引っ張られ、ついに竿が湖に引きづり込まれていきます。

「来たー!」とばかりに、駆け寄り、釣り吉三平ばりに、湖にダイビング。竿を拾い上げ、「オッシャー!」と大きく合わせると、
「グーン!」と大きく竿がしなり、「やったね」と思った瞬間に、ラインブレイク。

鯉釣りは小学校のころからやってますが、生まれて初めての重戦車のような強い引きでした。恐らく1メーターくらいはあったのではないでしょうか。(あくまで予想w 逃がした魚は大きい!)

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当然ずぶ濡れの私。天日で乾かして、その後、何度か小さなあたりがあるものも全て外し、釣れるのは亀ばかりという状況でした。

残念。

その後、おぼれている亀を発見。足のところに釣りの重りらしいものが絡まっていて、もがいてももがいても、状況が悪くなるばかりでした。釣り人としてこれはほっておけない!となり、その日2回目の湖へ立ち込むことに。 たまたまフライ用のウェーダーと、SAGEのロングロッドを持って居たので、立ち込んで救出へ。あと少しのところで、亀をひっかけられそうだったのですが、なかなか助けられませんでした。そうこうしているうちに、湖は亀の救出劇を見守るギャラリーがけっこう集まってました。 私が助けられずにいると、もう一人の釣り人が、胸までたち込み、亀を救出!

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亀の口には釣り針が!、その先には鯉釣り用のオモリが! しかもその重りは私が使っているのと同じ。

恐らく、私の仕掛けが切れたのが水中に沈み、それを食べた亀が針にかかってしまったのだと思います。

ごめんなさい。

亀は息継ぎをしようと水面に上がろうと思ったら重りが重くて上に上がれず、おぼれてしまったのだと思います。

無事救出されて、針も外された亀は、一目散に水中に走ってかえりました。

めでたしめでたし。(めでたしじゃない!! ごめんなさい、、)

気が付けば夕方になり、かたずけをしていたら、亀が水面から顔を出してこっちを見ているのに気が付きました。結構長い間見ていた亀は、お礼を言いたかったのかもしれません、、が、、ごめんなさいという感じでした。釣った魚を食べるならいざ知らず、趣味の釣りで、危うく亀を殺すところでした。ごめんなさい。

バーブレスフックにしておけば、今回と同じような状況になったとしても、魚や亀は自分で外せます。今後は鯉釣りもバーブレスフックで釣るようにしよう。