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Fly Fishing 2012

‘12.09.10
62cm

7年追いかけたニジマス50㎝オーバーを去年達成し64.5㎝を釣り、今年から70㎝を目標にしています。
今年は目標にあと4㎝に迫る66㎝を釣りました。

今年はもう一回行こうと9月3日に奥日光の沼に行ってきました。

相変わらず美しい沼です。それもそのはず、ここはほとんどが立ち入り禁止の沼で、陸からの釣りも禁止なので、ゴミがありません。水もき れいで、沼の底が見えます。沼の底は一面モスグリーンで、魚が泳いでいるのがボートからも見えます。人工物がほぼない場所なのです。1年間に釣ることがで きる人数も決まっているので、本当にきれいな沼です。ドラマの撮影もたまに行われる素敵な場所です。そんな場所で釣りができるなんてとても幸せです。

さて、この日は晴天で、日差しも強く、本当に釣りにくい状況でした。景色はきれいなのですけど、、ね。

黙々と竿を振る私。

ポツポツと小さなあたりがあるも、合わせきれず、ひたすらそのタイミングを待つ。

「まぁ、小物を釣りに来たわけではないので、いいかな」

と、負け惜しみを言ってみたり。 このままでは実際に大物が来た時も合わせられない可能性も大。
いろいろ仕掛けを変えてみて、ようやく1匹目を釣り上げました。30㎝の美しいニジマス。

話はそれますが、この沼で大物を釣れるかどうかは、得てして飛距離が大事だと思います。
そして、岡からの釣りが禁止されていて、ほとんど人 が来ないので、大物が岸にいる可能性は結構高いです。沼の沖から岸際に向かってフライで遠投して釣るのが一番だと思います。50㎝オーバーはすべてこのパ ターンです。フライのあたりパターンは、その時によってまちまちですね。周りを見てみると、ルアーではだめですね。着水音が静かなフライが一番だと思いま す。フライの遠投は一般的には難しいですが、ボートからの遠投は周りの障害物が一切ないので、慣れると楽です。飛距離もフルラインではなく、 25m~30m位で十分です。

さて、話は戻って、来ました今日一の大物が!

62㎝!!やりました。今回は大きなあたりはなく、フライがふっと消える感じで、違和感があったので、からあわせしてみたところ、ガツ ンとあたりがありました。ラインがジャンジャン出ていき、ボートの周りをぐるぐる回り、いつまでたっても浮かんできません。ラインは4xを使っているの で、十分太いのですが、大物は歯が鋭いので、簡単にラインが切れてしまいます。慎重にやり取りを続け、5分ほどかかって、釣り上げました。

70㎝には遠く及びませんが、自分的には満足です。
満足した途端、仕事が気になり、また、、、
仕事が滞っているので、11時に切り上げて帰路へ。

今は40肩で遠投が厳しいですが、来年はきっちり直して、バンバン遠投し、70㎝オーバー狙います。
来年に向けてリハビリ・リハビリ。


‘12.09.04
66cm

昨年、7年間50㎝オーバーのニジマスを追いかけてついに64.5㎝のニジマスを釣り上げました。
※昨年の模様はこちらをご覧ください。

目標達成感から、しばらくフライフィッシングはやらないかなと思っていたのですが、60㎝オーバーを達成したのなら次は70㎝オーバーを狙おう!ということになり、今年から70㎝オーバーを目標に頑張りますwww

釣り場所はホームグラウンドの奥日光菅沼です。

菅沼はこんな感じの美しい沼です。東京からはなんだかんだ言って車で片道4時間ほどかかります。そういうこともあって、今回は前日に仙台で開催された被災地向け特別試験のついでに寄ってきました。

当日はピーカンで、ものすごく暑く、あまり釣りには向かない感じです。朝から全くあたりがなく、静かに竿を振る私。釣りは釣れなくても楽しいのが不思議です。木々のせせらぎと風の音だけが聞こえる神聖な空間。とても気持ちがいいです。

10時を回ったころ、、いきなり、もの凄い勢いでラインがビューと持って行かれました。沖のほうに向かって一直線に向かって走るライン。ラインはど んどん出て行って止まる気配がない感じ。「いきなり70㎝オーバー来たカモ!」と思っていたら、ラインが引っかかって、ラインブレイク。へたり込む私。

しかし、あたりのパターンがわかったので、あとは同じ攻め方でいくのみ!へたり込んでいる場合ではないのです。ガゼン気合が入ったこともあり、キャ スティングも好調になり、振る度にラインが美しく伸びていきます。釣果も上がり始めました。 48㎝、30㎝オーバー3匹、そして58㎝とよい調子。調子 が出てくると仕事が気に始まり、お昼を回ったころ、あと1匹釣って帰ることに。まぁ、58㎝が釣れたので、今日は満足満足。

岸には観光に来ているカップルがいて、椅子に座ってくつろいでいる。私もたまたま岸に近いところにボートを接けていました。そこで、たまたま、岸際でライズしたニジマスがいたので、目の前で釣ってカップルのちょっとした思い出に花を添えようかと、キャスティング。

「ボシャッ」(大物は水の音も違います)と音がした途端、ラインが一気に横に走る。「ねぇ、いま釣れたよ」「結構大きそうだね」とカップル。「結構大きいってもんじゃないよ、間違えなく超大物だよ」と私の心の中。

9ftの湖用の硬めの竿がしなり、魚が全然あがってこない。ラインがギュンギュンと音をたてながら右へ左へ。「思い出ができたのは私のどうでした ね」と心の中の私。とにかく重い。腕がだるくなってくるほどの魚との綱引きを行い、ようやく上がってきた銀色の魚体は貫禄がある鮭のような感じ。タモ網で すくうも、入りきらず、弾みをつけてタモ網に引っ掛ける感じでボートに引き上げる。

写真に写すと、どうしてもずれてしまいますが、実測で66㎝。去年より1.5㎝更新。目標まであと4㎝。もしかしたら、今年もう一回行くかもしれません。

菅沼の攻略方法は、かなりマスターしたかも知れません。ボート小屋の人の日記には70㎝オーバーが上がったとの記載がー。私も70㎝オーバーを釣りあげたい。ここでならつれそうな気がする。

何の意味があるのかって?

意味なんてないです、ただフライフィッシングが楽しいんです。
細い繊細な仕掛けで美しく大物を釣る湖のフライフィッシングがとても好きなのです。

ちなみに、私の釣り方は結構過酷な感じです。
朝一にボートに乗ったら、その後はトイレにもご飯にもいかず、水分を極力とらずに、おにぎりだ けで、1日ボートに乗ってます。周りをよく観察し、いろいろ考えて自己流でこんな感じはどうかな。といろいろやってます。なので、友達とワイワイ行く感じ ではないですね。真面目に魚と勝負をしに行きます。その一人の空間が楽しいのです。

さて、釣りは14時に切り上げたあと、いつもの足湯で休憩し、家族へのお土産を買って帰宅。帰りは大渋滞にあったので、高速を途中下車してそのままファミレスで5時間仕事して深夜1時に帰宅。仕事も釣りも充実した一日でした。

‘12.06.23
今日もリハビリに
フィッシュオン王禅寺に行く。

この調子で続ければ、
8月には実戦に行けそうだ。
釣果4匹

‘12.06.16
今日もリハビリに
フィッシュオン王禅寺に行く。

さらに竿が触れるようになった。

釣果3匹

‘12.06.09
100回目の釣行

負傷により四十肩になり、そのリハビリに
フィッシュオン王禅寺に行く。

思ったより竿が触れるようだ。

釣果5匹

半日だけの夏休み:日光で64.5cmのニジマスをつりました

前日は10時に寝て4時に起きよう、、なんて思っていましたが、仕事が遅く12時30分に就寝し、4時に起床、4時30分に自宅を出て、一路、奥日光へ。

奥日光に年間の釣り人の人数を制限している、関東最後の秘境のような湖(ダム)があります。ここは2年に一度しか釣りをしてはいけない湖で、2年ぶりの釣行になります。崖に囲まれていて人が入らない、自然に近い形で現存している湖。ここが私のフライフィッシングのホームグランドなのです。半年前からこの日を楽しみにしており、仕事が終わらずともまずは行きたい!と思い、釣りに出かけました。片道3時間の道のりを愛車と一緒に走る。愛車と釣り場に向かうのはいつも気持ちがいいです。釣り場でのイメージをしながら、ひたすら走るのがいい感じなのです。

7時に釣り場につき、ボートを借りて湖に出ました。

20110905_01

天使が下りてきそうな、幻想的な景色です。ここの湖は人が入らないので本当に美しいです。台風が来てなかったら、水が澄んでいたのに残念です。

Rod:
Scott A2 906 6 9’0″ 3.1 oz
ORVIS 906FW MID 6.5 9′
Reel:
Redington GD Series GD 5/6
ISLANDER IR4LA(SANSUI Version)

上記の2本をシンキングとフローティングで準備しました。
最初は、ボウズを避けるためにエッグ(軟弱ですみません)で攻めたところ、、、
3投目に鋭い引きが!!!

ラインは4Xと太めですが、重たく強い引きにかなりの大物と分かったので、慎重にやり取りし、10分後くらいにようやく水面に顔を出しました。

「うっ、サケみたいに大きい」

もう、腕はパンパンです。でも、この重さが嬉しい!

タモ網ですくおうと思ったのですが、大きすぎて入らず、半分だけ魚体を入れてボートにすくいあげました。

釣り上げた魚はこれです!

rainbowtraut20110905_645

体長64.5cmのニジマスです。フライを始めて7年間、ずっと50cmオーバーの自然のニジマスを追い求めてようやく釣り上げました。気がつけば99回目の釣行になり、釣り上げた魚も1176匹目です。

それにしても、おわてたのかメジャーの上と下がさかさまになってましたw 不覚!

20110905_03

その後、1匹を釣り、日も高くなってきました。
3匹目は56cmのニジマスです。7年も追い求めた50cmオーバーのニジマスが1日に2匹釣れるなんて、お盆と正月がいっぺんに来た感じですね。

20110905_02

目標を達成したた途端、仕事の事が気になり始め、もう1匹釣った時点で仕事に戻る事にwwww

12時30分に納竿し、帰路へ。

20110905_04

いつもの足湯に入り、山を見ながら少しゆっくりしました。

足湯の中に島のような石があって、脱出したくてもできなくて躊躇していたバッタを見つけました。飛ぼうと羽を広げるけど、怖いのか、、やめてくるくる歩き、触角をかいてみたり、また羽を広げようとしてはやめたりと、困っているようだったので、捕まえて助けてあげました。お礼をするかな?と放してからしばらく、見ていましたが、そんなこともなくw 足湯のスノコの上にそのままいました。山奥なので、もうすっかり秋の気候です。バッタも大分弱ってきているようでした。

最後にしめのそばを食べて帰宅しました。
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一人で湖にボートを浮かべて、自然と一体化するのが好きでもう何年も通っています。
短い時間でしたが、ちょっとしたぜいたくな夏休みでした。

フライフィッシングを始めて7年目になりました。

フライフィッシングを始めて、今年で7年目になります。

気がつけば、釣行回数は98回で釣り上げた魚は1,175匹、1回あたりの釣果は11.98匹となりました。

愛竿は「Scott A2 906 6 9’0″ 3.1 oz」と「ORVIS 906FW MID 6.5 9’」、リールは
「Reginton GD Series GD 5/6」と「ISLANDER IR4LA(SANSUI Version)」です。

自分ではなかなか気に行った使いやすい竿です。

フライフィッシングは道具が命といっても過言でないというほど、道具次第で面白さが全然違います。いい竿の方が、美しく飛び、静かに釣りることができます。フライフィッシングは美学の追及であり、自分が求める美しい釣り方をどこまで実現できるかのような釣りだと思います。もちろん、人によってその楽しみ方は違いますが、私は美学を楽しんでいます。

私の道具は1セット15万円くらいのセットですが、生涯補償なのでかなり安いと思います。どのような状態に破壊されても3千円で元に戻してくれます。生涯使う竿が10万円で買えたらお得だと思うのです。リールはラインを格納しておくための物なので、壊れる事はまずないです。ラインも針も安いので、フライフィッシングは一度道具をそろえるとかなり安上がりな釣りです。良いものを長く使うのが私の嗜好でもあるので、その点も好きです。

フライフィッシングの楽しさは他にもあります。

キャスティングもなかなか楽しいものです。文章で伝えるのは難しいですが、他の釣りのように重りを使って、遠くに仕掛け飛ばすものではなく、重りを使用せずに、ラインでループを作り、ループがほどける微妙な力を使って遠くに飛ばすのです。非常に繊細なやり取りが必要になるので、かなり難しいところです。ただ、自分の投げ方が美しく決まると、ラインが生き物のように、遠くまで伸びて、音も立てずに着水します。これは何とも言えない気持ちよさがあります。自分がイメージした投げ方が成功した瞬間はなんとも言えないところです。

そして、魚がかかった時は、重りを使用しない軽い仕掛けを使いますので、魚の動きがダイレクトに手に伝わります。この感覚はなかなかドキドキします。何と言うか命に直接手を触れるような感覚があります。

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また、フライフィッシングは元々英国紳士の娯楽だった事もあり、道具が英国風のファッションスタイルです。このおしゃれさも好きなところですね。

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自然の釣り場で50cm以上のニジマスを追いかけて、今年も日光に足を運ぼうと思います。今のところ最高は48cmですので、今年こそはあと2cm伸ばして50cmオーバーを釣り上げたいです。50cmオーバーを釣ったらはく製にしたいと思いますw