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中禅寺湖でレイクトラウトを釣る(2018年第七戦)4連勝中

この日も早朝から出船する。日が昇る前に出船するので、早朝から出船する人は工事現場用の誘導灯を持参してほしいものだ。実は誘導灯はロッドホルダーにぴったりなので、LEDの誘導灯を持参し、ロッドホルダーに設置すると、他の船に存在を知らせることができるので、安全なのである。この日の気温は16度。水温は21度。水温のほうが温かいのだ。

上記はHONDEXの最新のプロッタ魚探「PS-700GP-Di」である。

「PS-700GP-Di」はGPSで今どこにいるかわかるので、暗くても、霧で岸が見えなくても大丈夫な優れもの。中禅寺湖は霧が多いので、GPS付きは心強い。以前、スマホのGoogleMAPを利用したことがあったのだが、電池が切れてしまい、霧でどこに帰ってよいかわからなり、焦ったことがあった。万が一のためにスマホは予備として電池を温存しておきたい。また、この魚探はプロッタ魚探なので、その日どこを移動したかがわかるので、とても便利。特に中禅寺湖は船が風に流されるので、これがあると元のポイントに戻りやすい。キャスティングの場合、中禅寺湖は船が風に流されて、元のポイントに戻ることの繰り返しなのだ。キャスティングの場合はエンジン船でないと、相当つらい。エンジン船かどうかで釣果に大きな差が出ると思う。

この日もレイクトラウトを釣る。新釣法は絶好調である。この新釣法はだいぶ世の中に広まってきているようで、同じような釣り方をしている人が多くなってきている。結構釣れるので、ボートで近くに寄ってきて観察する人もいるくらいだ。(中禅寺湖は相変わらず本気のアングラーが多い)まぁ、私ももともと他の人が釣っているのをマネしているのだけれども。でもあまりいい気はしないので、できれば遠くからチラチラ見てほしいものである。

それにしてもレイクトラウトの引きはすごい。大きさもすごいのである。普通の湖であると50オーバーを釣ったら、大物だ!となる。中禅寺湖のボーと釣りの場合、50㎝だと普通よりちょっと小さい感じになる。まさに聖地なのである。また、釣れる人と釣れない人の差が激しいのもこの湖の特徴である。去年は全く釣れなかった私が、釣り方のコツをつかめば、連戦連勝になるのである。まぁここに至るまでかなりお金と時間をかけている。中禅寺湖はかなり手間暇かかる釣りなのだ。それ故に関東の湖のように荒れることもなく、釣り方が正しい人にだけ優しく微笑む湖なのである。この素晴らしい湖がいつまでも続きますように。

 

中禅寺湖でレイクトラウトを釣る(2018年第六戦)3連勝中

深夜3時30分から出船の準備を始める。あたりは真っ暗だ。3時45分出船準備完了。本日出船予定の船が6艘ほど。出船可能な4時を待つ。あたりはほんのり秋っぽい風が吹いている。

釣れそうな予感しかしないそんな感じだ。

4時になり、日が昇り始める。中禅寺湖は晴れると素晴らしい朝焼けが見れる。曇りや雨だと、神秘的な景色が見れるので、中禅寺湖はいつも美しいのだが。

今日は水温や気温などの記録がつけられない。何故なら、5年間お世話になった魚群探知機がついにお亡くなりになったからだ。大昔に使っていた電池をそのままにして、バッテリー給電をしていたので、電池の液が漏れて、魚群探知機の中を壊してしまったように思う。申し訳ない。

ということで、今回は魚群探知機無しの手探りの釣りになった。

今日は涼しいので釣れそうな気がしたのだが、周りも釣れていない。

この時期に一番釣れると思われる時間、6時30分を回ったころ、水深60メートルくらいの場所に移動し、そこで釣ることに。

すぐに当たりが! 引きはかなり強かったのだが、意外に小ぶりなレイクトラウト50㎝が釣れる。

レイクトラウトは底に向かって走るので、引き味がたまらない。

私の五十代、六十代の基本の釣りはほぼこれに決まったような感覚がある。20年くらい中禅寺湖に通って、1メーター超えが釣れたらいいと思う。

もし、メーターオーバーを釣ることができて、もしお金に余裕ができたら、カナダに忘れ物をしてしまったので、フライで大物キングサーモンを釣りに行くのもいい。なんて贅沢な妄想だ。

それにしても新しい釣法は今までのレイクトラウト6連敗が嘘のように、釣れるようになった。今回は1バラシ、1キャッチとなった。

今回の改良はスナップを小さくしたことだ。その結果が良いかどうかはわからないが、多分あたっているはず。

今回、壊してしまった魚群探知機が次回は新しくなり、GPSプロット付きで魚の大きささえも分かる最新機種になる。

中禅寺湖は魚群探知機がないとつらい。

次回も確実に釣り上げ、サイズアップを狙いたい。

 

 

中禅寺湖でレイクトラウトを釣る(2018年第五戦)超弩級の大物を逃す

中禅寺湖朝3時30分に到着。まだ夜である。

夜であるが中禅寺湖の駐車場はほぼ満車。みな早朝の1時間2時間に勝負を掛けに来ている。

この時期の中禅寺湖は東京よりは涼しいが、トラウトにとっては暑いので、早朝と夕方しか釣れないはず。

実際に朝四時の出船から六時の間が勝負と思っている。

この日も秘密の新釣法でチャレンジ。朝4時にレイク岡甚から出船。

朝日が昇る。いよいよ勝負開始。聖地中禅寺湖は今日も美しい。

お気に入りのパールの真木ルアーを使うも反応なし。1時間投げて、ゴールドの真木ルアーにチェンジ。すぐに当たりがある。

63㎝のレイクトラウトが釣れる。やはりこの釣り方は正しい。コンディションが悪くても必ず釣れるような気がする。

レイクトラウトはひれがピンとして、美しい。

引きも素晴らしい。釣って面白い魚だ。

まずは一匹釣り上げ、2匹目を狙う。

すぐに当たりが!

ガツン!ガンガンガンー!という感じの当たり。水深50mの当たりだ。

ラインはどんどん出ていく。

間違いなく超弩級の大物だ。

慎重に上げたいが、竿先は水面に引き込まれラインはじゃんじゃん出ていくので、慎重にやっていられない状態。

ゆっくりとポンピングでラインを巻くが、すぐに出て行ってしまう。

これは80㎝オーバーどころの大きさではない。他のトラウトで80㎝オーバーを何匹か釣っているので、引きで大体の大きさがわかる。

間違いなく、でかい。

ラインを巻いては引き出されるを繰り返すこと数分。こっちの腕もパンパンになり、かなりつらい状態に。

だがこのやり取りも突然終わりを迎える。

いきなり、ふっとラインのテンションが取れ、フックオフ・・・。

思わず「あぁ」という声がでてしまう。

レイクトラウトの引きは「奈落の底に引き込まれるような引きが魅力」と言うが、まさにそれ。

この引きは忘れられない。また行きたくなる。

その後、ニジマスを一匹釣り、8時に納竿。

この釣り方は、朝の短時間に勝負をするので、その日の午後からは仕事ができるのがとてもいい。
しかもかなりの確率で釣れる感じであり、今のところ新釣法で100%の釣果。

次回も楽しみだ。