奥日光で70㎝オーバーのニジマスをついに釣り上げる

14731338_1317377974938928_7720459433249946696_n最初に釣った魚を見せます~。

奥日光菅沼で、ついに70㎝オーバーのニジマスを釣り上げました。

魚を引き上げるのに5分ほど格闘しての釣果だったのですが、その大きさは分かりますでしょうか? よく釣った人が魚を大きく見せるために、魚を前に出して撮影しますけど、私はそういうのが好きではないので、わざと腕を引いて体の横に魚を並べ、その大きさが分かるようにしています。私の胴体と同じくらいの長さがある通り、70㎝オーバーでした。手が大きい私のげんこつよりも大きな頭で、鯉みたいなニジマスでした。

この日も戦略的ポジショニング釣法で、他に60㎝オーバー1匹、50㎝オーバー5匹を釣り、午前中で納竿しました。

例によって、私が釣った後は以下の写真の通り船が集まってきます。やはり釣れる場所には行きたいのが釣り人の心情です。多くの湖がそうですが、実は船着き場の近くが釣れることが多いです。釣り開始の時間になると一斉に遠くを目指したくなりますが、まずは手間をを狙うのが鉄則です。そして、つれ始めたら、ニジマスは回遊してくるので、その場所で粘るのが釣果を伸ばす秘訣です。菅沼は10月が紅葉もきれいですし、一番大物が釣れる時期なので、大物を釣りたい人はこの時期に行くといいです。10年通いましたが、60㎝オーバーが釣れたのは9月中旬から10月までの間だけでした。そして大物を狙いたい人はとにかく、沖から岸への遠投で、底すれすれにエッグを流すのが確実です。エッグの色をたくさん持っていれば確率はなお上がります。釣れないときはすぐに色を変えて30分ごとに変えていけば、午前中に当たりフライが見つかるはずです。秋の菅沼は午前中と夕方がメインですので、如何に午前中に当たりフライを見つけられるかが勝負です。

え~菅沼で大物釣れないよー!という方は遠投できていない人が多いです。岸際2mを狙うので、きれいな遠投ができず、フライの着水音が出ると魚が散ります。ほぼフルラインで20m以上を着水音なしで遠投できるスキルが必要です。これがない人でも釣れるときは釣れますが、これができたほうが釣れます。遠投が苦手な人は練習してから行きましょう。 ちなみにルアーをやる人は水深がある場所を狙ったほうがいいです。岸際ですと、どうしても着水音が出てしまい、結局大物は釣れません。

詳しくは以下の動画でその模様を紹介していますので、見てみるとよいと思います。

私が使っている仕掛けを紹介しますね。

ロッド:Scott Radian 906/4
リール:Hardy Ultralite 4000 DD Black
フライライン:適当なWF6F 25m+バッキングライン
ティペット:4x 9Feet+4x1m追加 (少し足して長めにするのがコツです。その分投げにくくなりますが、つれるようになります。 ちょうど岸から2mくらいのところに一気に落ち込むところがあり、インディケーターから2m弱くらいにしておくと底を流れる感じです)

フライ:ビーズヘッドエッグ(赤・白・黄・ピンク・オレンジ・緑・黒)小さいので十分です。大きい奴は釣れません。#12-#14くらいのフックサイズがいいです。金色のビーズがあるかどうかで結構つれ方が違います。絶対にビーズヘッドがお勧めです。

いつも以下の順番で試しています。

赤⇒オレンジ⇒ピンク⇒黄色⇒あとは適当

大体、黄色くらいでどれかが当たります。当たるときはすぐに反応が出るので5分くらいで大体わかります。

ティペットは4xより細いと、ラインブレイクすると思います。菅沼の魚は引きが強いです。2xだと太過ぎて釣れないと思います。ロッドは10万円くらいのものを使わないと、投げるのも大変だと思います。遠投できない人の大半は9ft未満の竿で安い竿を使っている人です。安い竿は10年以上やっている私も投げにくいです。これから竿を買う人は9ftの調子が固い竿が投げやすくていいです。ラインに勢いが出ないと、湖では風に流されるので、固めのScottの9ftのロッドはお勧めです。不明な人はフライショップで聞くとい良いです。フライラインは1本7千円から1万円程度の良いものを使ったほうが絶対にいいです。フライはロッドとフライラインのバランスと品質の高さで遠投力が違ってきます。ロッドとフライラインは組み合わせがあるので、必ずバランスを取るようにしてください。WF(Weight Forward)と書かれているのは先端が重いので、投げやすいですよ。

ラインやフックの結び方はちゃんと勉強してくださいね。我流で適当に結ぶと、本当に切れたりほどけたりします。しかも、大物の時ほどそうなります。

長くなりましたが、大物を確実に釣るためのノウハウを少し書きました。

IT業界で仕事に疲れた人はたまには自然で釣りをするのもよいですよ~。

最後に私が360度カメラで撮った釣り場の模様をご紹介します。スマホで見たり、画面をクリックしたりスワイプすると360度で見れます。

菅沼にて #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA