昨年、7年間50㎝オーバーのニジマスを追いかけてついに64.5㎝のニジマスを釣り上げました。
※昨年の模様はこちらをご覧ください。
目標達成感から、しばらくフライフィッシングはやらないかなと思っていたのですが、60㎝オーバーを達成したのなら次は70㎝オーバーを狙おう!ということになり、今年から70㎝オーバーを目標に頑張りますwww
釣り場所はホームグラウンドの奥日光菅沼です。
菅沼はこんな感じの美しい沼です。東京からはなんだかんだ言って車で片道4時間ほどかかります。そういうこともあって、今回は前日に仙台で開催された被災地向け特別試験のついでに寄ってきました。
当日はピーカンで、ものすごく暑く、あまり釣りには向かない感じです。朝から全くあたりがなく、静かに竿を振る私。釣りは釣れなくても楽しいのが不思議です。木々のせせらぎと風の音だけが聞こえる神聖な空間。とても気持ちがいいです。
10時を回ったころ、、いきなり、もの凄い勢いでラインがビューと持って行かれました。沖のほうに向かって一直線に向かって走るライン。ラインはどんどん出て行って止まる気配がない感じ。「いきなり70㎝オーバー来たカモ!」と思っていたら、ラインが引っかかって、ラインブレイク。へたり込む私。
しかし、あたりのパターンがわかったので、あとは同じ攻め方でいくのみ!へたり込んでいる場合ではないのです。ガゼン気合が入ったこともあり、キャスティングも好調になり、振る度にラインが美しく伸びていきます。釣果も上がり始めました。 48㎝、30㎝オーバー3匹、そして58㎝とよい調子。調子が出てくると仕事が気に始まり、お昼を回ったころ、あと1匹釣って帰ることに。まぁ、58㎝が釣れたので、今日は満足満足。
岸には観光に来ているカップルがいて、椅子に座ってくつろいでいる。私もたまたま岸に近いところにボートを接けていました。そこで、たまたま、岸際でライズしたニジマスがいたので、目の前で釣ってカップルのちょっとした思い出に花を添えようかと、キャスティング。
「ボシャッ」(大物は水の音も違います)と音がした途端、ラインが一気に横に走る。「ねぇ、いま釣れたよ」「結構大きそうだね」とカップル。「結構大きいってもんじゃないよ、間違えなく超大物だよ」と私の心の中。
9ftの湖用の硬めの竿がしなり、魚が全然あがってこない。ラインがギュンギュンと音をたてながら右へ左へ。「思い出ができたのは私のどうでしたね」と心の中の私。とにかく重い。腕がだるくなってくるほどの魚との綱引きを行い、ようやく上がってきた銀色の魚体は貫禄がある鮭のような感じ。タモ網ですくうも、入りきらず、弾みをつけてタモ網に引っ掛ける感じでボートに引き上げる。
写真に写すと、どうしてもずれてしまいますが、実測で66㎝。去年より1.5㎝更新。目標まであと4㎝。もしかしたら、今年もう一回行くかもしれません。
菅沼の攻略方法は、かなりマスターしたかも知れません。ボート小屋の人の日記には70㎝オーバーが上がったとの記載がー。私も70㎝オーバーを釣りあげたい。ここでならつれそうな気がする。
何の意味があるのかって?
意味なんてないです、ただフライフィッシングが楽しいんです。
細い繊細な仕掛けで美しく大物を釣る湖のフライフィッシングがとても好きなのです。
ちなみに、私の釣り方は結構過酷な感じです。
朝一にボートに乗ったら、その後はトイレにもご飯にもいかず、水分を極力とらずに、おにぎりだけで、1日ボートに乗ってます。周りをよく観察し、いろいろ考えて自己流でこんな感じはどうかな。といろいろやってます。なので、友達とワイワイ行く感じではないですね。真面目に魚と勝負をしに行きます。その一人の空間が楽しいのです。
さて、釣りは14時に切り上げたあと、いつもの足湯で休憩し、家族へのお土産を買って帰宅。帰りは大渋滞にあったので、高速を途中下車してそのままファミレスで5時間仕事して深夜1時に帰宅。仕事も釣りも充実した一日でした。