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琵琶湖固有種「琵琶鱒(ビワマス)」初挑戦で50㎝オーバーを釣る

「飛び石で出張があり、3日で2往復しなければならない」と、嫁に話したところ、たまにはのんびりしてきたら?という話になり、中日を琵琶湖で過ごすことになりました。

琵琶湖で過ごすとくれば、フィッシャーマンな私としては琵琶湖固有種「琵琶鱒(ビワマス)」を狙うしかないでしょう!ということで、さっそく船をチャーターし、当日を迎えることに。

※鱒屋(琵琶マスのレイクトローリング)
http://www.kiroworld.co.jp/biwamasu/index.html

チャーターした船は鱒屋というそれなりに名前が知られているらしいところにしました。
4時間で道具も貸してくれて2万5千円。ちなみに二人で行っても二人で2万5千のようですw

宿泊場所が近くにないので、近江今津のホテル可以登に宿泊することに。
当日7時15分に鱒屋の大将 品川さんがホテルまで迎えに来てくれて、鱒屋で出銑届を済ませ、8時ごろ出船。
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出向すると目の前に広がる海のような湖。
三月中旬の琵琶湖はとても寒いです。。
(用意した防寒具では足りず、結局借りることに。助かりました!)
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トローリングは時速3㎞位のスピードでゆっくりひきます。
深さをばらしながら6本のルアーを流します。
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船長は品川大将の先輩フィッシャーマンの方。
呉服屋の社長を引退し、世界中を釣り歩いた、ベテラン・フィッシャーマン。
フライ経験者で、ニュージーやニューヨーク、カナダも釣り歩いたそうです。
今は引退しながら釣りのガイドをして悠々自適で暮らしているそうです。
いいなぁ、そういう人生にあこがれます。

最初の一尾が釣れる!
記念すべき1尾目はかわいいビワマス。
ビワマスの特徴は背中に黒くて大きな斑点があるところです。
また、周囲の色に合わせて体色を変えるのも特徴です。
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白いイケスに入れると銀色になります。

その後何度もヒットするも針かかりが浅く、結局釣れず、
最終的には4匹釣れました。
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一番大きいのが下の写真の50㎝のビワマスです。
この時期にしては大きいそうです。
ハイシーズンは4月下旬から5月だそうです。
ある程度の人数でいくとお得感があるので、家族で行くの良いかもしれません。
(日差しが強いので、日差し対策も万全がいいです)
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※鱒屋さんのブログに載せてもらいました。
http://ameblo.jp/masuya5/entry-11492793114.html

確実に釣るならガイド同行(チャーター)がいいです。
道具も全部用意してくれるので、お弁当と飲み物と防寒具、日焼け対策、カメラがあれば完璧です。

ちなみに、午後からは単独で琵琶湖でフライ竿を振り回していましたが、新しいフライ竿を振り回していただけに終わりました。残念!
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その後、近くの川魚料理屋さんでウナギカツを食べました。
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(左:ウナギカツ、右:ミニうな丼)

味は好き嫌いがあるかなという感じでした。
普通のウナギかば焼きのほうがおいしかったかもw

奥日光でニジマス70㎝オーバーを狙う【今年最後の挑戦】結果は62㎝

おはようございます。
7年追いかけたニジマス50㎝オーバーを去年達成し64.5㎝を釣り、今年から70㎝を目標にしています。今年は目標にあと4㎝に迫る66㎝を釣りました。

今年はもう一回行こうと9月3日に奥日光の沼に行ってきました。

相変わらず美しい沼です。それもそのはず、ここはほとんどが立ち入り禁止の沼で、陸からの釣りも禁止なので、ゴミがありません。水もきれいで、沼の底が見えます。沼の底は一面モスグリーンで、魚が泳いでいるのがボートからも見えます。人工物がほぼない場所なのです。1年間に釣ることができる人数も決まっているので、本当にきれいな沼です。ドラマの撮影もたまに行われる素敵な場所です。そんな場所で釣りができるなんてとても幸せです。

さて、この日は晴天で、日差しも強く、本当に釣りにくい状況でした。景色はきれいなのですけど、、ね。

黙々と竿を振る私。

ポツポツと小さなあたりがあるも、合わせきれず、ひたすらそのタイミングを待つ。

「まぁ、小物を釣りに来たわけではないので、いいかな」

と、負け惜しみを言ってみたり。 このままでは実際に大物が来た時も合わせられない可能性も大。いろいろ仕掛けを変えてみて、ようやく1匹目を釣り上げました。30㎝の美しいニジマス。

話はそれますが、この沼で大物を釣れるかどうかは、得てして飛距離が大事だと思います。
そして、岡からの釣りが禁止されていて、ほとんど人が来ないので、大物が岸にいる可能性は結構高いです。沼の沖から岸際に向かってフライで遠投して釣るのが一番だと思います。50㎝オーバーはすべてこのパターンです。フライのあたりパターンは、その時によってまちまちですね。周りを見てみると、ルアーではだめですね。着水音が静かなフライが一番だと思います。フライの遠投は一般的には難しいですが、ボートからの遠投は周りの障害物が一切ないので、慣れると楽です。飛距離もフルラインではなく、25m~30m位で十分です。

さて、話は戻って、来ました今日一の大物が!

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62㎝!!やりました。今回は大きなあたりはなく、フライがふっと消える感じで、違和感があったので、からあわせしてみたところ、ガツンとあたりがありました。ラインがジャンジャン出ていき、ボートの周りをぐるぐる回り、いつまでたっても浮かんできません。ラインは4xを使っているので、十分太いのですが、大物は歯が鋭いので、簡単にラインが切れてしまいます。慎重にやり取りを続け、5分ほどかかって、釣り上げました。

70㎝には遠く及びませんが、自分的には満足です。
満足した途端、仕事が気になり、また、、、
仕事が滞っているので、11時に切り上げて帰路へ。

今は40肩で遠投が厳しいですが、来年はきっちり直して、バンバン遠投し、70㎝オーバー狙います。来年に向けてリハビリ・リハビリ。

奥日光でニジマス66㎝を釣り上げる。今回も半日の夏休みでした。

昨年、7年間50㎝オーバーのニジマスを追いかけてついに64.5㎝のニジマスを釣り上げました。
※昨年の模様はこちらをご覧ください。

目標達成感から、しばらくフライフィッシングはやらないかなと思っていたのですが、60㎝オーバーを達成したのなら次は70㎝オーバーを狙おう!ということになり、今年から70㎝オーバーを目標に頑張りますwww

釣り場所はホームグラウンドの奥日光菅沼です。

菅沼はこんな感じの美しい沼です。東京からはなんだかんだ言って車で片道4時間ほどかかります。そういうこともあって、今回は前日に仙台で開催された被災地向け特別試験のついでに寄ってきました。

当日はピーカンで、ものすごく暑く、あまり釣りには向かない感じです。朝から全くあたりがなく、静かに竿を振る私。釣りは釣れなくても楽しいのが不思議です。木々のせせらぎと風の音だけが聞こえる神聖な空間。とても気持ちがいいです。

10時を回ったころ、、いきなり、もの凄い勢いでラインがビューと持って行かれました。沖のほうに向かって一直線に向かって走るライン。ラインはどんどん出て行って止まる気配がない感じ。「いきなり70㎝オーバー来たカモ!」と思っていたら、ラインが引っかかって、ラインブレイク。へたり込む私。

しかし、あたりのパターンがわかったので、あとは同じ攻め方でいくのみ!へたり込んでいる場合ではないのです。ガゼン気合が入ったこともあり、キャスティングも好調になり、振る度にラインが美しく伸びていきます。釣果も上がり始めました。 48㎝、30㎝オーバー3匹、そして58㎝とよい調子。調子が出てくると仕事が気に始まり、お昼を回ったころ、あと1匹釣って帰ることに。まぁ、58㎝が釣れたので、今日は満足満足。

岸には観光に来ているカップルがいて、椅子に座ってくつろいでいる。私もたまたま岸に近いところにボートを接けていました。そこで、たまたま、岸際でライズしたニジマスがいたので、目の前で釣ってカップルのちょっとした思い出に花を添えようかと、キャスティング。

「ボシャッ」(大物は水の音も違います)と音がした途端、ラインが一気に横に走る。「ねぇ、いま釣れたよ」「結構大きそうだね」とカップル。「結構大きいってもんじゃないよ、間違えなく超大物だよ」と私の心の中。

9ftの湖用の硬めの竿がしなり、魚が全然あがってこない。ラインがギュンギュンと音をたてながら右へ左へ。「思い出ができたのは私のどうでしたね」と心の中の私。とにかく重い。腕がだるくなってくるほどの魚との綱引きを行い、ようやく上がってきた銀色の魚体は貫禄がある鮭のような感じ。タモ網ですくうも、入りきらず、弾みをつけてタモ網に引っ掛ける感じでボートに引き上げる。

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写真に写すと、どうしてもずれてしまいますが、実測で66㎝。去年より1.5㎝更新。目標まであと4㎝。もしかしたら、今年もう一回行くかもしれません。

菅沼の攻略方法は、かなりマスターしたかも知れません。ボート小屋の人の日記には70㎝オーバーが上がったとの記載がー。私も70㎝オーバーを釣りあげたい。ここでならつれそうな気がする。

何の意味があるのかって?

意味なんてないです、ただフライフィッシングが楽しいんです。
細い繊細な仕掛けで美しく大物を釣る湖のフライフィッシングがとても好きなのです。

ちなみに、私の釣り方は結構過酷な感じです。
朝一にボートに乗ったら、その後はトイレにもご飯にもいかず、水分を極力とらずに、おにぎりだけで、1日ボートに乗ってます。周りをよく観察し、いろいろ考えて自己流でこんな感じはどうかな。といろいろやってます。なので、友達とワイワイ行く感じではないですね。真面目に魚と勝負をしに行きます。その一人の空間が楽しいのです。

さて、釣りは14時に切り上げたあと、いつもの足湯で休憩し、家族へのお土産を買って帰宅。帰りは大渋滞にあったので、高速を途中下車してそのままファミレスで5時間仕事して深夜1時に帰宅。仕事も釣りも充実した一日でした。