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中禅寺湖でレイクトラウトを追う(2018年第1戦)

6月2日にフライフィッシングの聖地 中禅寺湖で固有種のレイクトラウトを釣るべく、釣行を重ねている。

1mを超えるトラウトは日本でイトウとレイクトラウトしかいない。イトウを釣ったので次はレイクトラウトなのだ。

しかし今年で2年目になるが、まだ1匹も釣れていない。

中禅寺湖は釣れる人とつれない人の差が激しいと聞くがまさにその通り。

計画ではルアーで釣って釣り方を知り、フライで釣るという2段階なのだが、いまだ第一段階で足踏みをしている。

この日は出足が遅れ、出船は何と6時30分。本来は4時には出船しておきたいところだ。

仕掛けは以下の通り。

・Scottyのダウンリガー 2基
・Daiwa 13 AEGIS 2506H 907309(GT-R Pink Selection 300m 6lb)
・Daiwa PHANTOM NT 77ML 873871
・Daiwa Reel 13 ARGIS 2506H
・Daiwa Reel 15 REVROS 4000
・ライン5号+適当なドジャー+ライン2号
・ルアー:1万円くらいする夜行貝のルアー、TIEMCOミノー トローリングペッパー 100mm ゴーストワカサギ

この写真を見てほしい。Scottyのダウンリガーはレーク岡甚のボートのヘリの厚さと合わないため、まな板にScottyのダウンリガーを接続して、使っている。なかなかのアイディアなのだ。備え付けのロッドホルダーの横に設置すると、ワイヤーも船に当たらず、しっかり固定できるのでとても良い。偶然の産物。

レーク岡甚のエンジン付きボートを借りたのだが、この船はバッテリーが搭載されているので、HONDEX4.3型 ワイドカラー液晶魚群探知機 PS-500Cにバッテリー接続用のケーブルを買ってきて接続した。(電池式の魚探だと、一日もたないのでとても良い)

この日はフランス大使館前で心中するつもりで、フランス大使館前と日本両棲類研究所の前を往復することにした。魚は15mから20mの間。深くなると20mくらいだ。

今回は高価な夜行貝のルアーを試したく、長い間夜行貝で引っ張っていたが、反応がないので、TIEMCOミノー トローリングペッパーに変えたとたん、大きなあたりが、ロッドがグングンとしなる。ロッドを取り、合わせるも、グリップリリースが強すぎてラインから外れない。そうこうしているうちに逃げられてしまった。 中禅寺湖でのトローリングでは、前回も当たりがあったが、前回もTIEMCOミノー トローリングペッパーだった。もしかしてこっちのほうが当たるのか。(こっちのほうが安いので、そのほうが良い)大きな反省点が二つ。 トローリングであたりがあったら、エンジンをふかして、ボートのスピードで合わせたほうが良いのではないだろうか。Scottyのダウンリガーに標準でついているグリップリリースは海用のもので、ヒメマス用の小さいほうに変えないと、今回と同じようなことが起こるそうだ。

フランス大使館前でぐるぐる回っていたら、自分の2本の竿がお祭りしてしまった。次回は1本でいこう。

11時に納竿したのだが、陸に上がった時にレーク岡甚の方にアドバイスをもらった。

1.グリップリリースは小さいほうがいい
2.Scottyのダウンリガーのワイヤーはワイヤーが太すぎて、船で引くと音が出てしまう。ワイヤーが弦のようになりボートで共鳴するそうだ。5㎏のウェイトであれば8号のPEで十分なので変えたほうがいい。

確かにワイヤーによる音は少し感じていたので、さっそく、修正へ。

次回の作戦は以下の通り。

・1本竿にして船の小回りを利かせる。(ターゲットの棚を集中的に狙うため)
・土日は人が多いので、平日に行こう(実際にお祭りした)
・ScottyのダウンリガーのワイヤーをPEの8号に変更(これで音が減る)
・グリップリリースはミニに変更
・次回は3時に家を出て4時に出船できるようにする

前回のあたりは、お祭りしているときに、いきなりのあたりで、当たった感じがなかったのだが、今回は、ルアーを引いているときに明らかなあたりがあったので、次回は釣れる予感がする。

もともと、レイクトラウトをレッドコアで狙っていたのだが、自分の技術では難しく、トロ―リングは棚が全てなので、ダウンリガーに変更。ダウンリガーは数キロの重りで、直接ターゲットの棚にルアーを落とすので、確実に狙える。今回は、魚がいる棚を中心的に攻めることであたりがあった。

次回は、早朝の出船で狙った棚を集中的に攻め、ルアーをいろいろ変更し、あたりルアーで攻め続ける作戦に出よう。次回はフライリールとフライも持参し、ダウンリガーにフライを付けて、フライでの釣果も狙いたい。

今回の方法で釣れることを確信した私は、竿とリールを新調したのであった。
購入したのは以下。

・アブガルシア(Abu Garcia) ベイトリール AMB.6500C Rocket Silver
・ティムコ(TIEMCO) フェンウィックレイクトローリング FS70CL-2J ダウンリガー

ダウンリガー用のロッドとリールをそろえた。次回が楽しみである。

 

 

 

 

 

レイクトラウトの大物をフライで釣るにはダウンリガーかも!!

ただ今、90㎝オーバーのサケ・マス類をフライで釣り上げることを目標に頑張っております。

さて、90㎝オーバーのサケ・マス類といえば、日本ではイトウかレイクトラウトしかございません。

イトウは前回挑戦して80㎝を2本を釣りましたが、そう何度も遠征できないことから、ただ今レイクトラウトにターゲットを絞っております。

レイクトラウトを単に釣るだけならショアからのキャスティングでも釣れると思うのですが、90㎝オーバーとなると、もうトローリングしかないと思ってます。(正しいかどうかは不明)

ルアーでのレイクトラウトの釣りは、淡々と練習中ですが、フライで釣る方法も考えております。

ということで、今回考えたのは、ダウンリガーです。(気が付くのが遅すぎ)

ダウンリガーで目標深度まで着実にフライを落とせるはずです。フライはどうしても深場が苦手なのです。それを補うのがダウンリガーということです。

ダウンリガーはワイヤーの先に重りを付けて、そこに釣り糸を接続し、目標深度まで確実に釣り糸を落とす方法です。魚が食いつくと釣り糸がはずれ、リールで糸をまき魚を釣り上げるという仕組みです。

これに気が付いていたら、最初からトローリング用のロッドなんて買わなくてよかったのにww

ちなみに、フライは深場に行くとアピール力が弱くなります。そこで、大きめの銀色ミノーフライにドジャーを付けて、フライを泳がす作戦を考えました。

たぶんこれでうまくいくはず。

次回は、ルアー竿2本とフライ竿1本の3本で頑張ってみたいと思います。

結果はまた後日!

 

 

 

レイクトラウト狙いのレイクトローリングは上級者向けのマネーパワーが必要な釣り

「レイクトラウト狙いのレイクトローリングは上級者向けのマネーパワーが必要な釣り」と先日かったこのムックに書いてありました。このムックはレイクトローリングでレイクトラウトを始めるにとにとっては写真が多く、良い本だと思いました。なんとなくの感覚が分かるというか、土地勘を作る支えになりそうな本でした。

※NIKKO FISHING method.vol.1(https://www.amazon.co.jp/dp/4990944402/

そもそも、中禅寺湖のエンジンボートは全て小型船舶免許の取得が必要です。そして、ちゃんとやろうと思えば、一台20万から50万円くらいの魚探がほしいところです。リールや竿で1セット10万円くらいになりますし、ルアーもMakiルアーやシェルスプーンなど、1個1万円から2万円のものが必要らしいです。もちろん、安いルアーでも釣れることがあるとのことですが、ベテランの人はやはり釣れる高いルアーを使うようです。

そして前回も書きましたが、レイクトローリングは結構難しいです。難しい理由は立体的な戦いだからです。フライの場合は比較的平面なのですが、トローリングの場合は、広さと深さの両方が大きいので、読み方と流し方のバラエティーが広いところだと思います。

ただ、このムックによると「パターン」があるとのことでした。ちなみに、このムックには流し方のコースが書かれていたのでとても参考になりました。興味がある方は1冊持っていても良いのではないでしょうか。

批判を覚悟で書きますが、この釣りは難易度が高く、お金がかかる釣りというのがとてもいいです。しかも中禅寺湖はボート持ち込み禁止で、ボート代も結構高いです。それにより、レイクトローリングをする人の数があまり増えず、場があれないので嬉しいです。

安価にできる釣りだと、人口比的にどうしても心無い方が多く入ってきて、雰囲気が壊れることがあります。

レイクトローリングはなかなかそうはならないような気がしていて、よかったです。なので、中禅寺湖のボート持ち込みが解禁にならないことを私は期待しています。

中禅寺湖の巨大レイクトラウトを狙う、レイクトローリングはお金持ちの趣味のままでいいなって思ってます。

ただ、もう少し高くてもいいので、良いボートをレンタルできると嬉しいですww