夏場にレイクトラウトを釣ると死んでしまうケースがあり、その原因と対処法について(その2)

夏場でレイクトラウトを釣ると稀に、お腹が膨れた状態で釣れてしまうことがあります。こういう時はノータッチリリースにしてもダメです。ノータッチリリースはしたほうがいいですけど、それでどうにもならないときもあります。そういう時はニードルで空気を抜いたりする方法もありますが、かわいそうですよね。(死なせるよしましなので、最終手段としてはありだと思います) ニードルの方法はこちらをご覧ください。リリーサーを使ってリリースすることもできるのですが、自作するのが大変ですよね。もっと簡単な方法があったので書きます。先日試してみてうまく行きました。磯釣り用のタモ網が伸びるタイプのやつを使います。魚をタモ網の出口側に向けた上で、タモ網を水中の深く3メートルほどに沈めて待つだけです。
魚が体力が回復するまで数分待つと自力で泳いでいけます。

お腹が膨れただけでは魚は死なず、お腹が膨れて浮いてしまい、エラに水が通らなくなって酸欠で死ぬと考えています。お腹が膨れるのは水圧の変化に耐えられなくて膨れてしまうので、水に沈めればお腹は凹むと考えてます。

あとは、釣れたあと魚が水圧の変化になれるように、ゆっくり釣り上げるというのも方法だと思います。経験上、ゆっくり上げた方がバレにくいです。

私が磯釣り用の大きなたも網を使ってるのは、80センチを超える大きなレイクトラウトは大きな網でないと逃げられてしまうことがあるからです。(超大物に逃げられたことあります)この機会に伸びる大きなたも網を買ってみるのもありかもしれないですね。

最後に、ルールとマナーの話を。たまにルールやマナー違反を見ることもあると思います。そういう時は、ボートナンバーを控て、ボートハウスに伝えて、ボートハウスから注意をしてもらったほうがいいです。その場で注意すると、雰囲気が悪くなりますし、場合によってはもめることもあります。間違ったルールもありますしね。漁協のページに「フランス大使館及びベルギー大使館前の湖岸からの釣りはご遠慮ください。大使館付近での釣りによるトラブルに対し、組合は一切の責任を負いません。イギリス大使館及びイタリア大使館付近での釣りは、付近の観光客に十分注意してください。また、桟橋からの釣りはできません。」と書いてありますが、拡大解釈して、イギリス大使館及びイタリア大使館付近では釣っていけないと注意する人も散見されます。ボートハウスに連絡すれば、どれが間違っていてあっているかもわかります。

ちょっとおしゃべりが過ぎましたね。

それでは今日はこの辺で。