Category Archives: 中禅寺湖

レイクトラウト狙いのレイクトローリングは上級者向けのマネーパワーが必要な釣り

「レイクトラウト狙いのレイクトローリングは上級者向けのマネーパワーが必要な釣り」と先日かったこのムックに書いてありました。このムックはレイクトローリングでレイクトラウトを始めるにとにとっては写真が多く、良い本だと思いました。なんとなくの感覚が分かるというか、土地勘を作る支えになりそうな本でした。

※NIKKO FISHING method.vol.1(https://www.amazon.co.jp/dp/4990944402/

そもそも、中禅寺湖のエンジンボートは全て小型船舶免許の取得が必要です。そして、ちゃんとやろうと思えば、一台20万から50万円くらいの魚探がほしいところです。リールや竿で1セット10万円くらいになりますし、ルアーもMakiルアーやシェルスプーンなど、1個1万円から2万円のものが必要らしいです。もちろん、安いルアーでも釣れることがあるとのことですが、ベテランの人はやはり釣れる高いルアーを使うようです。

そして前回も書きましたが、レイクトローリングは結構難しいです。難しい理由は立体的な戦いだからです。フライの場合は比較的平面なのですが、トローリングの場合は、広さと深さの両方が大きいので、読み方と流し方のバラエティーが広いところだと思います。

ただ、このムックによると「パターン」があるとのことでした。ちなみに、このムックには流し方のコースが書かれていたのでとても参考になりました。興味がある方は1冊持っていても良いのではないでしょうか。

批判を覚悟で書きますが、この釣りは難易度が高く、お金がかかる釣りというのがとてもいいです。しかも中禅寺湖はボート持ち込み禁止で、ボート代も結構高いです。それにより、レイクトローリングをする人の数があまり増えず、場があれないので嬉しいです。

安価にできる釣りだと、人口比的にどうしても心無い方が多く入ってきて、雰囲気が壊れることがあります。

レイクトローリングはなかなかそうはならないような気がしていて、よかったです。なので、中禅寺湖のボート持ち込みが解禁にならないことを私は期待しています。

中禅寺湖の巨大レイクトラウトを狙う、レイクトローリングはお金持ちの趣味のままでいいなって思ってます。

ただ、もう少し高くてもいいので、良いボートをレンタルできると嬉しいですww

 

第二回フライフィッシングの聖地「中禅寺湖」でレイクトラウトに挑戦

少し前に、フライフィッシングの聖地「中禅寺湖」でレイクトラウトに再挑戦してきました。

結局5時出船となりました。今回もレーク岡甚さん。たぶんこれからもずっとここかな。水温は6.5度。諸先輩方は既に出船済みで、私は結構のんびりな感じになりました。

トローリング用の竿は2本持ってますが、まずは1本でちゃんと釣りができるようにと慣れることを目的にチャレンジしました。

今回は前回の反省を生かした新しいタックルで挑みました。

150yのレッドコア18LBの先に、2号のラインを20mつなぎ、その先にリップ無しのフローティングミノーとダンシングジャックのLサイズのフックを接続したものです。

ずる引きが良いとのことで、15m前後の水深のところをずるずるとレッドコアを引きずってました。ダンシングジャックは全く根掛かりせず、とても優秀です。それにしてもずる引きはラインやルアーに藻が絡むので大変。岸によりすぎるとショアのフライマンの方々に怒られてしまいます。かといって沖目だとずる引きできないし、、、ということで操船で格闘してました。5時から6時間ずるずるずる引きしてましたが結局、あたりが一回もなく、ひたすら操船練習とレッドコアの扱いの練習が続きました。まぁそれはそれで結構いいんですけどね。もともと練習をするために人が少ないこの時期を狙って中禅寺湖に来ています。

また藻が絡んだようだ、、とレッドコアを引き上げ、ラインを手で手繰り寄せようとしたとき「ガンガンガン!」と強烈な引き、ラインが一気に出ていきます。とりあえず合わせなければいけない!と思った私はラインをつかんでしまい「プッ」とラインブレイクさせてしまいました。なぜ竿で合わせなかったのか、、、まぁ、手元にラインが残っていたので竿で合わせても合わなかったような気もしますけど、、、ということで、ばらしました。

ん?レイクトラウトはずる引きが良かったのでは?今回は結構上で食ってましたよ!! ボートやさんに聞いたところ「浮いているレイクトラウトもいる」(通称:沖レイク)とのこと。

そうであれば、岸際のずる引きはもうやりません。私の腕ではまだ早い。ということで、次回は沖レイクを狙う釣りに変えます。ラインを10mの5号に変えて、スイベルたっぷりのドジャーを付けて沖目の10mから15mを引きまくります。そのほうがトロリングっぽいしw しかも、その層は藻がないので、メンテも楽そう。ただ、ルアーが高いんですよね。1個1万円くらいするので、、、でもそのほうが釣れるとのこと。

次回は新しいタックルでチャレンジ!

 

フライフィッシングの聖地「中禅寺湖」でレイクトラウトに挑戦

昨年は80㎝の野生のイトウを2本釣り、今年はいよいよ90㎝オーバーを狙おうということで、今年から10年かけてレイクトラウトを狙います。

レイクトラウトはフライフィッシングの聖地である中禅寺湖にのみ生息するイワナ系の魚です。冷水を好むトラウトで40年近く生きる長寿のマスでもあるそうです。

大きいものは1mを超え、その引きのすごさでファンも多いそうです。

ホンマスやヒメマスを狙っていて釣れることもあるそうですが、私な狙って釣りたいと思って、トローリングに絞ることにしました。

とはいっても、私はフライマン。フライマンゆえに、フライのトローリングであるハーリングでも釣りたいと思っています。

これから何年も工夫して90㎝オーバーのレイクトラウトを狙っていきます。乞うご期待。

ちなみに、中禅寺湖でのレイクトラウト狙いのトローリングについては以下のサイトがとても詳しいので興味がある方は以下をご覧ください。
http://www9.wind.ne.jp/kawasemi/trolling/laketra.htm
※このページは貴重なのでなくならないといいなぁ。必要な方はローカルに保存するとよいです。

さて、初挑戦の今回はいろいろ失敗しました。

今回のタックルは、以下です。

Rod:tailwalk stillbreaker 10’10 Sixfour-OR 17096
Reel:abu ambassadeur Big Game 9000
ライン:LeadCore 18lb (自分へのメモ。オカジンのボートの場合、このラインでは10ヤードで2m沈む感じ)
リーダー:20lb 4m 昨年イトウをつたっ時と同じ仕掛けにしていましました。そこが今回の間違い。6lbから10lbを使う人が多いらしいです。次回は8lbを中心に考えたいと思います。しかも10mから20mくらいとるそうです。レイクトラウトってもしかしたら目がいいのかもしれません。そのあたりがさらに違います。

釣行日は2017年4月28日 朝4時過ぎにレーク岡甚さんを出船 気温マイナス1度。水温4度。天気快晴。日の出4時30分。

 

 

超寒い!!中禅寺湖をバカにしてましたww レイクトラウトの好きな水温は7度くらいとのことで、かなり動きが鈍い状況だったのではないかと思います。でも景色は綺麗だ。

魚探はHONDEXの安い奴。水深くらいしかわからない感じ。いつか精度が高いのを買いたい。

とにかくずる引きが良いとのことで、良くわからないままに、フローティングミノーの9㎝から10㎝くらいのを20本ほど買って望む。現地でリップを折って潜らないようにしたが、正直、どのように動いているかわからない。ずる引きのトローリングでは、リップがないフローティングミノーが良いとのことでしたが、ネットで調べると手作りの1本1万円から2万円のものが中心でとても手が出ません。ずる引きで、じゃんじゃんなくすわけにもいかない金額です。ただ、良く調べてみるとティムコのトローリングペッパーというよさげなものが市販されているので、次回までに用意してチャレンジしてみることに。

こちらはハーリング用の仕掛け。スイッチロッドに、とにかくシンクレートの重いタイプ6のラインで沈めていますが、あまり沈んでいないような気がします。フライマンとしてはハーリングに拘りたいので、次回も持参するつもりでいます。ただ、これでは釣りになりそうにないので、次回はこのフライリールにレッドコアをまこうと思っています。かなり大きめのリールなので、100ヤードほど巻ける気がします。何事もチャレンジ。 一方でレッドコアをまいても、フックの部分が浮かないと根掛りばかりになりそうです。そこで考えたのが、レッドコアの先にリードを7mほどつけて、その先にノンフックのフローティングミノーを付けて、そこからさらに1mのリードを付けてそこにフライミノーをつける作戦を考えています。次回はそれでハーリングに挑戦します。

さて、今回流したのは、フランス大使館前とオカジン前でした。

11時半まで流してあたりは1回だけ、竿がガッガッと引き込まれ、合わせる間もなくフックアウトしました。あたりがあったのは、固めのスイッチロッドが付いていたフライ竿のほうでした。竿が固くてはじかれてしまった感じです。あとは木の枝を釣ったことが何回かww

むーん、修行が足りません。

次回はルアーを変えて、リードを適正なものには変えて、再チャレンジ予定。

ちなみにいろいろ調べてみると、中禅寺湖では表面水温が4度になると、ターンオーバーという現象が起こるらしいです。

水温が4度というのが一番重さが重いそうで、水温が4度になると一斉に表面の重くなった水が一気に底に降りていき、湖の中がかき混ぜられるそうです。そうなると、湖水が酸欠状態になり、レイクトラウトを含む生体は浅瀬のほうに避難するそうです。この時期は極めてレイクトラウトを釣りにくいそうです。その時期は5月の中旬から6月の中旬に起こるそうです。初心者の私はこの時期を避けたいですね。

ちなみにですが、今回、非常に寒い時期にチャレンジしました。トローリングされる方もあまりいなく、初心者としては釣りやすい状況だったかもしれません。まずある程度操船になれていないといけなく、これが最盛期で沢山船が出ているときだと、相当迷惑をかけてしまったような気がしています。実際には9時30分から観光船が遊覧するので、トローリングは割と気を使います。なれるまで通ったほうが良いと思いました。